夕鶴

全国共同制作オペラ
團伊玖磨 歌劇『夕鶴』新演出
全1幕


日本語上演 英語字幕付き

夕鶴

東京公演
2021年10月30日(土)

夕鶴

愛知公演
2022年1月30日(日)

夕鶴

熊本公演
2022年2月5日(土)

『夕鶴』はわたしの物語であり、あなたの物語です。

このオペラの演出に携わる者としては、わたしは『夕鶴』という物語を、古き良き時代の日本のノスタルジックな民話であるとはとらえません。『夕鶴』が現代の物語になります。そしてそれは奇抜なことではありません。なぜなら『夕鶴』では、現代を生きるわたしたちが現代を生きるために自明のものとして受け入れてしまっている問題が扱われているからです。そしてその問題は、そんなふうに受け入れてしまって良いとは思えない問題だからです。『夕鶴』は他人事ではありません。『夕鶴』はわたしの物語であり、あなたの物語です。あなたの居心地を悪くする物語です。なぜ『夕鶴』の物語があなたの居心地を悪くするのか?それは、与ひょうはあなただからです。

岡田利規

国際的に高い評価を受ける演出家、
岡田利規がオペラ初演出!
新たな視点で再構築する『夕鶴』全国3都市で上演!

日本の音楽史に大きな足跡を残した團伊玖磨が逝去して今年で20年。彼のオペラ作品の中でも最も上演回数が多く、聴衆から愛されている、歌劇『夕鶴』を没後20年記念として新しい形でお届けします。

今回、この名作を手掛けるのは、オペラ初演出となる岡田利規。チェルフィッチュを主宰し、現代演劇の旗手として国際的に演劇・美術・文学と多岐にわたる創造活動を続けています。『三月の5日間』で岸田國士戯曲賞、2021年2月には『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』(白水社)で第72回読売文学賞【戯曲・シナリオ賞】を受賞。岡田の演出により、これまでとは違う全く新しい21世紀の『夕鶴』が誕生することでしょう。

主役の“つう”は2009年全国共同制作オペラ『トゥーランドット』(リュー)で頭角を現し、近年も2020年『フィガロの結婚』(演出:野田秀樹)のスザ女(スザンナ)で絶賛された小林沙羅が自身念願の初役として出演。幼少期からバレエ、日舞などを習得してきた小林沙羅はまさに当役の“はまり役”と言えます。

“与ひょう”には、2009年全国共同制作オペラ『トゥーランドット』(パン)、2017年『トスカ』(スポレッタ)に出演し、癖のある役どころを印象深く好演する実力派、与儀巧が出演。また、これまでの全国共同制作オペラに多数の出演経験がある、寺田功治(運ず)と三戸大久(惣ど)が脇を固めます。

指揮は、全国共同制作オペラで長年副指揮者を務めている辻博之が10月の東京公演に登場。1月の愛知公演/2月の熊本公演では、バッハ・コレギウム・ジャパン首席指揮者でオルガン奏者、演出家、作曲家、プロデューサーとして多岐にわたる分野で活躍する鈴木優人が登場します。

演出、出演者ともに最強の布陣で挑む、21世紀の新しい歌劇『夕鶴』にご期待ください。

共同制作オペラ

文化庁の助成を得て、全国の劇場・音楽堂、芸術団体等が高いレベルのオペラを新演出で制作するプロジェクト。2009年度から開始し、近年では野田秀樹演出のモーツァルト『フィガロの結婚』(2015年度/全国10都市13公演)、森山開次演出の『ドン・ジョヴァンニ』(2018年度/3都市4公演)など実績を積んでいる。

【2021年度全国共同制作オペラ】

主催・共同制作

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場
刈谷市総合文化センター(KCSN共同事業体)
公益財団法人熊本県立劇場
ザ・オペラ・バンド
刈谷市総合文化センター管弦楽団
公益財団法人九州交響楽団

新着情報

あらすじ

村はずれの一軒のあばら家。以前、山の中で傷ついて倒れていた鶴を助けたことのある貧しい与ひょうのもとに、美しいつうがやってくる。つうは与ひょうを喜ばせようとこっそり夜中に一枚の布を織って彼に渡すが、それが都で大評判になったので、金儲けをたくらむ惣どと運ずは与ひょうをそそのかし、つうに次々と布を織らせる。布を織るたびにしだいにやせ衰えていくつう。やがて織っているところを与ひょうにのぞかれ、鶴であることを知られたつうは、もはや人間に姿を変えることもできずに夕空の彼方へ飛び去っていく。

出演者メッセージ

「つう」役 小林沙羅(ソプラノ) メッセージ

「与ひょう」役 与儀巧(テノール) メッセージ

「運ず」役 寺田功治(バリトン) メッセージ

「惣ど」役 三戸大久(バスバリトン) メッセージ

出演/スタッフ

美術:中村友美
衣裳:藤谷香子(FAIFAI)
映像: 山田晋平
照明:髙田政義(RYU)
音響:石丸耕一
ドラマトゥルク:横堀応彦
舞台監督:酒井健
コレペティトゥール兼音楽コーチ:岩渕慶子
演出助手:生田みゆき、成平有子、根岸幸

指揮

辻博之

(東京公演)
夕鶴

東京藝術大学音楽学部声楽科卒業。在学中より、著名指揮者のもと新作を含む多くのオペラプロダクションにて、副指揮者、合唱指揮者をつとめ、国内の様々な劇場にて研鑽を積んだ。
2013年にオペラ指揮者デビュー。新作日本オペラから古典まで幅広いレパートリーを広げている。
合唱指揮者としても国内様々な演奏会に出演する他、作曲にも力を入れており、自らが脚本から作り上げる舞台作品から、ストレートプレイへの劇版、ダンス作品とのコラボレーションまで、幅広く才能を発揮している。
オーケストラの分野ではオーケストラ・アンサンブル金沢、九州交響楽団、読響等と共演。また、Ditto Orchestra,Seoul motetto choirと共に韓国ソウル芸術の殿堂にもデビュー。日本のみならず、海外にも活動の幅を広げている。
当全国共同制作オペラシリーズには2013年以来、副指揮者として参加し数多くのプロダクションの成功に尽力した。

指揮

鈴木優人

(愛知公演・熊本公演)
夕鶴

1981年オランダ生まれ。東京藝術大学及び同大学院修了。オランダ・ハーグ王立音楽院修了。第18回齋藤秀雄メモリアル基金賞、第18回ホテルオークラ音楽賞、令和2年度(第71回)芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。2018年9月よりバッハ・コレギウム・ジャパン(BCJ)首席指揮者、2020年4月から読売日本交響楽団指揮者/クリエイティヴ・パートナーに就任。音楽監督を務めるアンサンブル・ジェネシスでは、オリジナル楽器でバロックから現代音楽まで意欲的なプログラムを展開する。指揮者としてアンサンブル金沢、NHK交響楽団、九州交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、読売日本交響楽団等と共演。2017、2020年には鈴木優人プロデュース・BCJオペラシリーズを制作、上演。モンテヴェルディ:歌劇『ポッペアの戴冠』(2017)、ヘンデル:歌劇『リナルド』(2020)はバロック・オペラの新機軸として高く評価されるとともに多くの話題を呼んだ。作曲家としても数々の委嘱を受けると同時に、J.S.バッハBWV190喪失楽章の復元や(Carus)、モーツァルト『レクイエム』の補筆・校訂が(Schott Music)、高い評価を得ている。メディアへの露出も多く、NHK-FM「古楽の楽しみ」レギュラー、テレビ朝日「題名のない音楽会」にもゲストとして出演している。
録音はハルモニア・ムンディよりアントワン・タメスティ(ヴィオラ)との新譜をリリース(2019)。
調布国際音楽祭エグゼクティブ・プロデューサー、舞台演出、企画プロデュース、作曲とその活動に垣根はなく各方面から大きな期待が寄せられている。九州大学客員教授。

演出

岡田利規

夕鶴

1973年横浜生まれ、熊本在住。演劇作家、小説家、チェルフィッチュ主宰。活動は従来の演劇の概念を覆すとみなされ国内外で注目される。主な受賞歴は『三月の5日間』で第49回岸田國士戯曲賞、小説集『わたしたちに許された特別な時間の終わり』で第2回大江健三郎賞、『プラータナー:憑依のポートレート』で第27回読売演劇大賞 選考委員特別賞、『未練の幽霊と怪物 挫波/敦賀』で第72回読売文学賞 戯曲・シナリオ賞を受賞。主な著書は『遡行 変形していくための演劇論』、『現在地』(共に河出書房新社)など。2016年よりドイツ有数の公立劇場ミュンヘン・カンマーシュピーレのレパートリー作品の演出を4シーズン務め、2020年に最新作『The Vacuum Cleaner』がドイツの演劇祭Theatertreffenの“注目すべき10作品”に選出された。

つう

小林沙羅

(ソプラノ)
夕鶴

東京藝術大学卒業、 同大学院修士課程修了。
06年に『バスティアンとバスティエンヌ』バスティエンヌ(井上道義指揮)でデビュー後、東京芸術劇場シアターオペラシリーズ08年『イリス』芸者、09年『トゥーランドット』リュー、14年『こうもり』アデーレ、15年『メリーウィドウ』ヴァランシエンヌ、2015年5月から11月にかけて野田秀樹演出×井上道義指揮、オペラ『フィガロの結婚』でスザ女(スザンナ)役を10都市14公演で務め、その高い演技力と安定した歌唱力により日本各地で成功をおさめた。2017年には『カルメン』ミカエラ役で藤原歌劇団への初出演を果たした。その他、多くのオーケストラと共演を重ねている。
海外では、12年ブルガリア国立歌劇場『ジャンニ・スキッキ』ラウレッタ役で欧州デビュー、同歌劇場『愛の妙薬』プレミエ公演にアディーナ役で出演、オペレッタ「オスカーシュトラウス声楽コンクール」2位を受賞等、海外へも活動の幅を広げている。2014年デビューCDアルバム「花のしらべ」をリリース。16年にはセカンドアルバムとなる「この世でいちばん優しい歌」をリリース。2017年、第27回出光音楽賞受賞。
2018年全国共同制作オペラ『ドンジョヴァンニ』(演出:森山開次)に出演。2020年『フィガロの結婚』(演出:野田秀樹)にスザ女(スザンナ)役で出演。*5歳からクラシックバレエ、10歳から日本舞踊を学んでいる。

与ひょう

与儀巧

(テノール)
夕鶴

沖縄県出身。国立音楽大学音楽学部声楽学科卒業、 同大学院修了。平成15年6月よりイタリアボローニャヘ1年間留学。これまでに声楽を田口興輔氏、ジュリアーノ・チャンネッラ氏の各氏に師事。第6回東京音楽コンクール声楽部門第1位及び聴衆賞。
これまでに『コシ・ファン・トゥッテ』フェランド、『ポッペアの戴冠』ネローネ、『愛の妙薬』ネモリーノ、『椿姫』アルフレード、『道化師』ペッペ、『リゴレット』マントヴァ公爵、『メリー・ウィドウ』カミーユ他多数出演。近年では大野和士指揮「ふれあいコンサート」(広島、博多、沖縄公演他)、阪哲郎指揮・名古屋二期会 ブリテン『真夏の夜の夢』ライサンダー役、井上道義指揮 東京芸術劇場シアターオペラ『トゥーランドット』パン役(演出:茂山千之丞)にて出演の他、10年東京二期会『オテロ』(白井晃演出)、11年『サロメ』(コンビチュニー演出)に出演。12年7月、二期会創立60周年記念『パリアッチ』ペッペを好演。
12年11月、神奈川国際芸術フェスティバル/ネオオペラ マダムバタフライX~プッチーニのオペラ『蝶々夫人』より(宮本亜門演出)ピンカートンに出演。びわ湖ホール・神奈川県民ホール・東京二期会等による共同制作12年『椿姫』、13年『死の都』、14年『リゴレット』、15年『オテロ』へ出演。
14年9月、東京二期会とアン・デア・ウィーン劇場との共同制作によるモーツァルト『イドメネオ』タイトル・ロールで大成功を収めた。17年全国共同制作オペラ『トスカ』(河瀨直美演出)のスポレッタ役に出演。同年、新国立劇場『オテロ』カッシオは、海外からの招聘キャストとの共演において卓越した歌唱を披露し絶賛された。以後も数々のオペラの主要な役で引く手あまたの活躍を続けている。
コンサートでは、ベートーヴェン「第九」、バッハ「カンタータ」、モーツァルト「レクイエム」等の宗教曲もレパートリーとし、輝かしい美声で好評を博している。NHKニュー・イヤーオペラコンサートでも14年以降連続して出演し、存在感を示している。二期会会員 、国立音楽大学非常勤講師。

運ず

寺田功治

(バリトン)
夕鶴

東京音楽大学声楽演奏家コース卒業後、英国ギルドホール音楽演劇学校から奨学金を受け大学院修士課程オペラコース修了。ネザーランド・オペラ・スタジオ研修生修了。
国内では、サイトウ・キネン・フェスティバルの『フィガロの結婚』(抜粋版)でタイトルロールをつとめた他、同プロジェクトⅥ『セビリア理髪師』フィオレッロ役として北京、上海・日本各地においてメイン・キャストとして出演。東京音楽大学100周年記念事業オペラ『フィガロの結婚』フィガロ役で出演した。
英国では、ギルドホール音楽演劇学校公演にてチャイコフスキー『イオランタ』ロベルト等に出演した他、ブリティッシュ・ユース・オペラでプッチーニ『ラ・ボエーム』マルチェッロ、グラインドボーン音楽祭にて歌劇『ドン・パスクワーレ』マラテスタ役のカヴァーの他、クロンターオペラにてドニゼッティ『ランメルモールのルチア』エンリーコをつとめた。
また、フランス・ボージェ・オペラにて歌劇『蝶々夫人』ヤマドリ役、歌劇『道化師』シルヴィオ。アイルランド・ウェックスフォード・フェスティバル・オペラで『ジャンニ・スキッキ』公証人、『ナヴァルの女』ブスタメンテ役をつとめるなど国際的に活動している。

惣ど

三戸大久

(バスバリトン)
夕鶴

青森市出身。武蔵野音楽大学卒業。
第46回日伊声楽コンコルソ第3位受賞。第40回イタリア声楽コンコルソ・シエナ部門金賞受賞。第9回藤沢オペラコンクール奨励賞受賞。平成25年度文化庁新進芸術家海外研修員としてウィーンにて研鑽を積む。
近年では、東京二期会公演『蝶々夫人』ボンゾ、『フィガロの結婚』バルトロ(宮本亞門演出)、『オテロ』ロドヴィーコ、『こうもり』フランク(白井晃演出)、『天国と地獄』ジュピター(鵜山仁演出)、新国立劇場『沈黙』井上筑後守(宮田慶子演出)、神奈川県民ホール『金閣寺』道詮和尚(田尾下哲演出)など様々な舞台作品で活躍。
全国共同制作プロジェクトには2017年『トスカ』スカルピア(河瀬直美演出)、2018年『ドン・ジョバンニ』レポレッロ(森山開次演出)、2019年『ラ・トラヴィアータ』(矢内原美邦演出)で出演し、朝日、読売、毎日新聞各紙上で高い評価を得ている。又、飯守泰次郎指揮『荘厳ミサ曲』小林研一郎指揮モーツァルト『レクイエム』読響『第九』など宗教曲のソリストとしても活躍。都響、東フィル、日フィル他、国内オーケストラとの共演も多い。二期会会員。2020年『フィガロの結婚』(野田秀樹演出)のバルト郎役で出演。武蔵野音楽大学および桜美林大学非常勤講師。

ダンス

岡本優

(TABATHA)
夕鶴

東京を拠点に国内外で活動。ダンサー・振付家。幼少よりクラシックバレエを学び、ジャズダンスやストリート等様々なジャンルも経験。大学在学中より木佐貫邦子に師事。笠井叡迷宮ダンス公演『高岳親王航海記(2019)』では秋丸役として、週刊オン★ステージ新聞『2019年オン★ステージ舞踊ベスト5』に選ばれる。二期会オペラ『ジューリオ・チェーザレ』や、「サラダ音楽祭」は2018年より3年連続出演。舞台に限らず、official髭男ism『HELLO』などのMV、映像・写真作品にダンサーとして多数出演。MV、CM、アイドル、屋外パフォーマンスなどに振付をするなど、ジャンルにとらわれず活動。ダンス集団「TABATHA」主宰。地方での公演や、Wiz World Dance Festival2016(韓国・仁川)、SibuInternational DanceFestival2019(マレーシア・シブ)にも参加するなど、多くのダンス作品を創作。“Studio RADA”バレエ講師、”STUDIO LUCE”コンテンポラリーダンス講師。

ダンス

工藤響子

(TABATHA)
夕鶴

埼玉県出身。5歳よりミヤキバレエ学園にてクラシックバレエを中沢典子に師事。埼玉県立芸術総合高等学校美術科卒業。桜美林大学総合文化学群演劇専修卒業。在学中にコンテンポラリーダンスを木佐貫邦子、演劇を鐘下辰男に師事。全員メガネの爆発ダンス集団TABATHAのメンバーとしても活動中。幼稚園ダンス講師。その他、MV、映画、演劇、ClariS、RADWIMPSライブコンサートダンサー等出演する他、アイドルへの振付も行う。

東京公演

ザ・オペラ・バンド

夕鶴

2005年、東京オペラグループ『フィガロの結婚』上演時に、佐藤正浩(指揮)と今野京(コントラバス奏者)により設立された。Orchestre“ Les Champs-Lyrics”の名称で活動してきたが、2015年、10周年を機に“ザ・オペラ・バンド”に変更。オーケストラ・ピットに入り演奏することを目的とし、N響をはじめとする首都圏プロオーケストラ演奏家を中心に編成される。

これまでに、『フィガロの結婚』『コシ・ファン・トゥッテ』『蝶々夫人』『ナブッコ』『オテッロ』『仮面舞踏会』『マクベス』『マリア・ストゥアルダ』『ゼッキンゲンのトランペット吹き』『白虎』(加藤昌則)等を演奏した。東京芸術劇場のオペラシリーズでは、2014年『ドン・カルロス』(仏語版日本初演)、2016年『サムソンとデリラ』、2018年『真珠とり』、2020年『フィガロの結婚』に出演し、精緻なアンサンブルと華麗なドラマを聴かせると好評を得ている。『ナブッコ』、『マリア・ストゥアルダ』で三菱UFJ信託音楽賞を、オペラ『白虎』で佐川吉男賞を受賞、演奏担当をした。
2019年、Tobu Recordingsより《ビゼー:歌劇『ジャミレ』全曲》を発売。

愛知公演

刈谷市
総合文化センター
管弦楽団

夕鶴

2015年開館5周年を迎えた刈谷市総合文化センターが、公共ホールからの文化振興発信の担い手として結成。指揮者にはウィーンで学んだ濵津清仁を、コンサートマスターには全国で活躍する上田博司を招き、2014年より開催の刈谷国際音楽コンクールの受賞者のサポートなど地域文化と一体となる活動を始める。2015年5月には旗揚げ公演としてNHK交響楽団首席ファゴット奏者の宇賀神広宣を迎えモーツァルトのファゴット協奏曲を好演。同年に初の依頼公演として豊田市民合唱団の記念演奏会に出演。これまでにウィーンフィル首席フルート奏者ワルター・アウアーなどの著名なアーティストとも共演。2017年より毎年8月に定期演奏会を開催、毎回新作を委嘱するなどの特色を打ち出し好評を得ている。

熊本公演

九州交響楽団

夕鶴

1953年創立。1973年に改組、のち財団法人化を経て2013年から「公益財団法人九州交響楽団」となり、九州の常設オーケストラとしてアジアの交流拠点都市“福岡”に本拠地を置く。
初代常任指揮者・石丸寛(現・永久名誉音楽監督)。その後、森正、安永武一郎(現・永久名誉指揮者)、フォルカー・レニッケ、黒岩英臣、小泉和裕、山下一史、大山平一郎、秋山和慶が歴任し、2013年からは小泉和裕が音楽監督を務める。また桂冠指揮者に秋山和慶、名誉客演指揮者に小林研一郎を擁する。
アクロス福岡での定期演奏会をはじめ、天神でクラシック、名曲・午後のオーケストラの自主公演の他、中学生の未来に贈るコンサート、青少年向けのコンサート、オペラやバレエ、合唱との共演、ポップス、映画音楽、ファミリーコンサートなど福岡県を中心に九州各地で年間約130回の演奏活動を行っている。
2006 年から「九響シリーズ」9タイトル、小泉和裕が音楽監督就任後『ベルリオーズ/幻想交響曲』『ベートーヴェン/交響曲第9番』『マーラー/交響曲第8番《千人の交響曲》』『マーラー/交響曲第3番』のCDを発売。
これまでに、福岡市文化賞、西日本文化賞、文部大臣地域文化功労賞、福岡県文化賞を受賞。

東京公演

世田谷ジュニア合唱団

夕鶴

掛江みどりによって1992年に創立。幼児から高校生までの子どもたちが世田谷区内外から通う。レパートリーは日本歌曲、国内外の合唱作品、ミサ曲と幅広く、オペラ出演も多数。
これまでに、團伊玖磨指揮・日生劇場オペラ『夕鶴』、新国立劇場オペラ『夕鶴』『トスカ』等、東京フィルハーモニー交響楽団『メフィストーフェレ』(演奏会形式)、東京芸術劇場シアターオペラvol.6『カルメン』ほか数多くの公演に参加し、好評を博している。

愛知公演

アイリス
少年少女合唱団

夕鶴

2021年開催のオペラ『夕鶴』をきっかけに結成。現在、4歳から高校生までの約60名が在籍。月3回の練習を中心に、仲間と楽しく歌うことを通して、のびのびと自己表現できる場をつくり、表現力を育てることを目標に活動中。

熊本公演

NHK熊本児童合唱団

夕鶴

昭和22年、GK子ども唱歌隊として発足、平成17年1月より「NHK熊本児童合唱団」として活動する熊本県下で最も永い歴史を持つ合唱団。定期演奏会、NHK TV番組クマロク!「童謡これくしょん」のレギュラー出演の他、年間を通じ30本を超えるイベントに参加。音楽活動を通して青少年の健全育成や国際交流に貢献している。2016年3月バチカン教会コンサート&ウィーン少年合唱団交流演奏会(アウガルデン宮殿)を行う。2018年5月熊本県文化協会より「第2回子ども芸術未来賞」を受賞。

公演情報

東京公演

日程 2021年10月30日(土)14:00開演
会場 東京芸術劇場 コンサートホール

チケット料金 
全席指定(税込)

S席10,000円  A席8,000円  B席6,000円  C席4,000円
D席3,000円  E席2,000円  SS席14,000円  高校生以下1,000円

*高校生以下 1,000円(枚数限定、要証明書、東京芸術劇場ボックスオフィスのみ取扱い)
*障害者手帳をお持ちの方は、割引料金でご鑑賞いただけます。詳しくは東京芸術劇場ボックスオフィスまでお問い合わせ下さい(要事前予約)。

チケット
取り扱い

5月29日(土)一般発売
芸劇メンバーズ先行発売(WEB先着)
5月22日 (土)10:00~5月28日(金)23:59

[東京芸術劇場ボックスオフィス]
https://www.geigeki.jp/t/
0570-010-296(休館日を除く10:00~19:00)
[チケットぴあ]
0570-02-9999 (24時間・音声自動応答 Pコード:195-604)
[イープラス]
https://eplus.jp/geigeki/
[ローソンチケット]
https://l-tike.com/  (Lコード:32268)

お問合せ

東京芸術劇場ボックスオフィス
0570-010-296 (休館日を除く10:00~19:00)

主催

公益財団法人東京都歴史文化財団 東京芸術劇場・アーツカウンシル東京/東京都

愛知公演

日程 2022年1月30日(日)14:00開演
会場 刈谷市総合文化センター アイリス 大ホール

チケット料金 
全席指定(税込)

S席 8,800円  A席 6,800円  U25 2,500円

*未就学児の入場はご遠慮ください。託児サービスあり(予約制・有料)
 【お問い合わせ】Baby Step保育園 0566-24-7022
*U25チケットは、当日身分証をご提示いただく場合がございます。
*車いす席をご希望の方は、刈谷市総合文化センターまでお問い合わせください。
 介添えの方は1名まで無料です。

チケット
取り扱い

9月25日(土)一般発売

インターネット会員先行
9月18日(土)10:00~9月20日(月)23:59
[刈谷市総合文化センター 窓口]
 休館日を除く10:00~21:00 ※電話受付なし
【WEB】https://kariya.hall-info.jp/
※ネット会員の登録が必要です。(無料) 
[チケットぴあ]
Tel:0570-02-9999(24時間・音声自動応答 Pコード:200-935)
http://pia.jp/
[ローソンチケット]
https://l-tike.com/(Lコード: 43526)
[CNプレイガイド]
https://www.cnplayguide.com/
[名鉄ホールチケットセンター]
Tel:052-561-7755
https://www.e-meitetsu.com/mds/hall/
[愛知県芸術文化センター内プレイガイド]
Tel:052-972-0430
[刈谷駅前観光案内所]

お問合せ

刈谷市総合文化センター
0566-21-7430 (休館日を除く 9:00~22:00)

主催

刈谷市・刈谷市教育委員会
刈谷市総合文化センター(指定管理者:KCSN共同事業体)

熊本公演

日程 2022年2月5日(土)14:00開演
会場 熊本県立劇場 演劇ホール

チケット料金 
全席指定(税込)

S席 8,000円   A席 6,000円

*25歳以下の方、障がいのある方は3,000円引き
*障がい者等割引は熊本県立劇場のみの取り扱い
*未就学児の入場はご遠慮ください。託児サービスあり(予約制・有料)
 【お問い合わせ】 サマンサ 096-355-5232
 先着10人/お子様お一人につき1,000 円(生後6ヶ月から小学生低学年まで)
 2月2日(水)17 時までにお申込みください。

チケット
取り扱い

10月1日(金)一般発売

[熊本県立劇場]
【電話】096-363-2233(休館日を除く9:00~19:00)
熊本県立劇場チケットサイト
https://yyk1.ka-ruku.com/kengeki-s/showList
[蔦屋書店 熊本三年坂]
Tel:096-212-9111
[チケットぴあ]
Tel:0570-02-9999(24時間・音声自動応答 Pコード: 202-971)
[ローソンチケット]
https://l-tike.com/(Lコード: 82760)

お問合せ

熊本県立劇場
096-363-2233 (休館日を除く 9:00~19:00)

主催

公益財団法人 熊本県立劇場

協賛